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メリケンヘッドクォーターズ MHQ

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過去・現在・未来のLoopline







新年明けましておめでとうございます。





本年もよろしくお願い申し上げます。





久々のブログ更新。





昨年度を振り返り、何とも忙しい日々を過ごしてきたことか。
五十を過ぎると頼まれごとや役回り、直接的な仕事と言う訳ではないが決して遊びではない事柄が
山のように押し寄せてくる。





病的に仕事をこなした 20代、独立した 30代、新しいことに挑戦し、もがいた 40代





シャネルの有名な言葉として、二十歳の顔は自然がくれたもの。三十歳の顔はあなたの
生活によって刻まれる。五十歳の顔には、あなた自身の価値が表れる。




医学の進歩や修整写真を使えども「精神の老化」は隠せない。・・・・・その通りだ。
幾つになっても新しいことに挑戦してもいい。




「自分の夢を叶えるために犠牲にしたことは?」




人それぞれ価値観は違えども、
自身の信念の元に生きていく生き方も一つ。
出来ることならば悔いのない人生を過ごしたいものである。


第五章一話 ・ Loopline  命をつないでいく_d0163558_13414391.jpg



稲垣栄洋氏 著 「生き物の死にざま」  草思社
すべては命のバトンをつなぐために・・・・・





株式会社メリケンヘッドクォーターズ
   代表取締役
ひょうごニホンジカ推進ネットワーク
   会長    入舩郁也




# by merican-hq | 2020-01-01 11:00






新年明けましておめでとうございます。








平成から新しい年号へと移り変わり、
日本のスタートもスポーツ関連・ラクビーWCを皮切りに、東京オリンピックへと続く中、
拭いきれない南海トラフの不安と毎年襲い来る天災に社会情勢の激変と目まぐるしく時は流れ、
笑ったと思えば涙し、涙したかと思えばまた笑い
情報過多の世の中で、NO携帯DAYでもなければ心が休まる暇がない。
いくら連休を増やしても大勢が移動し混雑する中でリゾートとは程遠いアクセスを跨ぐことで、
現地での解放感は何処へやら。

通勤では特別列車や車両、僅かな時間をお金で買う。









人はその限られた時間の中で働き、その対価を受け取り、また様々な時間を買う。
そこで交わる人もいれば、一生涯係わらない人もいる。
私自身、アパレル畑で約30年生きてきた訳ですが、
現在、【ひょうごニホンジカ推進ネットワーク】ネットワーク会長として数年
恐らく交わる事は無かっただろうと思われる方々と接することで、
見えてくる景色や立場、考え方等、年齢・性別を問わず、角度を与えていただけたこと、嬉しく思います。











会社経営に求められる専門性とはまた別に社会に突き付けられた課題と向き合い
克服することに会社として参画し、その一躍を担うことで、気がつけば成長し、強い思いで事業と向き合う事が出来る。
そしてそんな従業員・そんな人間を社会へ生み出すことが出来るならば、
本当の意味でCSR・社会貢献に成りうるのだろう。










何を持って成功で何を持って失敗なのか。
幸せ不幸せ、限られた時間の中で、多くの出会いがあり、多くの別れがある。











その全てに意味があり、無駄はない。
私はそう思います。

























本年も引き続きご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。






2019年1月


代表取締役


入舩郁也






# by merican-hq | 2019-01-01 11:00






先日、あるセミナーで講演をさせていただいたのですが・・・・・









様々なジャンル・関係の方々、当然事業を良く理解されている方に更に専門知識をお持ちの方まで、
勿論逆もあり、依頼された内容を全ての受講者に向けてお話させていただく前に、どこから話せば良いのか考える事があります。









ある人にとっては過ぎた道のりであり、ある人にとっては未開の領域、ただ言える事は経験した者だけが、若しくは自身で身を切った物だけが、話せる話があります。









僅かな時間で事業の全貌をお話する事は非常に難しい。









核心に迫るお話はここで申し上げるのは控えておきましょう。様々な書籍や○○協会監修等など・・・現実は一足飛びではありません。
さらに事業として実際にまわしていく起業が私の周りを見渡しても無いに等しい理由はそれなりに有り、本気でやらなければ不可能だからであります。









いよいよ年の瀬も押し詰まる中、神戸の街も雰囲気はすっかりクリスマス。
今となっては電飾で綺麗にイルミネートされた街が其処彼処に現れるこの季節ですが。
様々な大都市で暮らしたり、訪ねた街の中でも神戸のこの季節は格別です。









表現するのが難しいのですが、「 いい感じ 」。
背伸びをする訳でもなければ、よそ者に冷たい視線を向けることもない。
ローカルでありながら独自の価値観を持ち、お洒落に気を使う、無理せず人生を楽しむ人々の息遣いが感じられる街。










「ホーム」     こんな神戸の街から発信して行くことが、我々らしい。そんな風に考えております。
2019年、【新規事業】株式会社メリケンヘッドクォーターズも新たな挑戦は続いてまいります。勇気を持って足跡のない道を歩いて行くことで、道が続き、振り返った時、大勢の方々が笑顔でありますように・・・・・そして Merry Christmas











                                      株式会社メリケンヘッドクォーターズ
                                            代表取締役 入舩郁也





# by merican-hq | 2018-12-24 11:00







皆様 如何お過ごしでしょうか。
私の方は兎に角 目が舞うような忙しさと日替わりで訪れる天災。
漸く・・・・・とは言え、まだまだ忙しさは続くのですが、半年ぶりにひと息つこうと思います。
そして皆様がこの天災でご不自由、お困りのないことを心よりお祈り致しております。







ひと息・・・・・
そう想わせた切っ掛けは・・・・・ここ半年で急激に失われて行く町の景色、廃業される老舗やメーカーのプロダクト。
台風や災害だけが景気を後退させている訳ではないが・・・・・
スマホやパソコン・・・・・手が汚れると言う理由で敬遠される手軽な食べ物や
遊び心が詰まったものは、余裕のない時代には不釣り合いということなのか。
とりわけ・・・・・チョコフレーク販売中止の報道で、1967~
歳を同じくして、幕を閉じるお菓子の思い出にしばしお付き合い下さいませ。








いくら手にくっつき難いとは言え、それは大人の話で、口の周り、手はチョコだらけ、
ネチャネチャするのがいやで洋服で手を拭いた・・・・・







その手で一番大切にしていたミニカー 白の日産フェアレディーZ・・・・・内装は赤だった・・・・・
玄関のコンクリート部分を利用し、近所の友達と口から爆音を轟かせ連日レースを繰り返していた。








後に聞いた話だが、私が初めて父にお願いし買ってもらった物だと記憶していた。
がどうやらそれは二番目で、一番はゴジラの巨大なソフビ人形だったそうだ。
以前にも文章にしたが、私はそれまでそのゴジラの人形を買ってもらうまで・・・・・
一言も父と口を聞かなかった。
職人気質の厳しい父が大嫌いだった。
そしてその気質DNAは確実に遺伝して私の頑固な部分を形成している。








ある日、例のごとくチョコフレークの塊を口いっぱいに放り込んで、手はチョコだらけ、ネチャネチャするのがいやなのに、
洋服で手を拭かなかった。

  





白のフェアレディーZは錆びたようにチョコが付着し、拭いても拭いても何故かネチャネチャが取れなかった。
チョコフレークを恨んでも仕方がない。あの時・・・・・手を拭かなかった自分が悪いのだ。








切っ掛けは思い出せないのだが、いつものように一しきり遊び終えた友達との別れ際、
私はそのフェアレディーZを友達にあげた。その夜・・・・・とんでもない雷が落ちるとも知らずに。








「物で友達を作るな!!!!!」        正確にはとても文章で表現出来ない。

幼い自分がやらかしてしまったことの重大さ。初めて知った。そして落とし前の取り方・・・・・思い知らされた。








その晩・・・・・恐らく夕食を終えた友人宅の団欒のひと時、外まで楽しげな声が漏れ聞こえる。

玄関のブザーを押す。

おばさんに事情を説明し、一度あげた物を頭を下げて返してもらった。
何気ない行為だった。私にとって、父と言う人間の生き方、人との向き合い方が、
いまこの歳になって痛いほどわかるようになった。








寂しい訳ではない。
甘いはずのチョコフレーク・・・・・私の苦い思い出と共に消えていく。








                           入舩郁也










































# by merican-hq | 2018-10-07 11:00






人の時間と生きた証を考えさせられる出来事があった。








玄関の名も知れぬ赤い蕾の花が幾つも今にも開花しようとしている。
主を失った家の生命力の美しさに時が止まる。







節目節目で想うことは今までもあったが、もしかすると・・・・・こんな風に考えていたのか
残されたモノから連想する。







物言わぬモノが語りかけてくる。






多感な思春期、全てをスポーツに注いだと言っても過言ではない。
中学・高校・大学と一つの競技を通じて喜びや悲しみ、高揚感と挫折、わき目も振らなかった。
必ず大輪の花を咲かせる日が来ると信じていた。







誰よりも家族が応援してくれていた。






上に上がれば上がるほど世間が見えたと同時に自身の力量も手に取るように分かった。
努力で身体能力をカバー出来ない境界線が見えた時、自身で幕を引いた。







家族・・・父も母も何も言わなかった。
幼いころ身体が弱かった私が私なりに努力して歩んだ道のりを見守ってくれていたこと・・・
本当に嬉しく思っている。ただただ喜ばせたかった。







母を失い十九年、そして父を失ってから七年の月日が流れ、重い腰を上げた遺品整理・・・・・







当時のユニフォームを見ながら、その時の両親の年齢となった私が、もし父や母と話が出来るとするならば、
今、こうしてこの年齢で挑戦している自分をどんな風に見つめていてくれるのだろうか。






きっとあの時と同じで、何を言うでもなく、決めた事をただ応援してくれていることだろう。







いつの間にか物が擬人化し助け出しているような錯覚にとらわれる。
玄関の赤い花・・・・・持ち帰りたい衝動を振り払い家を後にした。






人それぞれ、その人にとって大切な物があり時がある。
どんなにちっぽけな物でも捨てることはできないもの。






私にとってそれは・・・・・







入舩郁也






















































# by merican-hq | 2018-04-25 11:00

by merican-hq